外注値段追随主義(読み)がいちゅうねだんついずいしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の外注値段追随主義の言及

【鉄鋼業】より

…大戦期に新設・拡張された民間鉄鋼諸企業のうち基礎薄弱な中小鉄鋼諸企業は消滅したり,大資本の傘下に入った。他方,官営の八幡製鉄所は,拡張工事を不況下にも続行し,国内生産に占める地位を上昇させただけでなく,輸入鉄鋼材との対抗上,低価格政策を実施した(〈外注値段追随主義〉)。そのことにより,〈官〉と〈民〉との〈競合〉ないし〈対立〉という事態が引き起こされた。…

※「外注値段追随主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」