世界大百科事典(旧版)内の外洋性深海魚の言及
【深海魚】より
…そこでこれらの魚は比較的新しい時代に陸棚から陸棚斜面の海底沿いに深海に適応したと考えられている。このような深海魚を陸棚性深海魚と総称するのに対し,前半で述べた中・深層遊泳性魚類や深海底生性魚類のうちソコダラ類,深海性ウナギ類(ホラアナゴの1種),ソコギス類,トカゲギス類,アオメエソ類,シンカイエソ類,チョウチンハダカ類は,その仲間全体が通常200m以深,つまり陸棚より沖合の外洋に生息するという意味で外洋性深海魚と総称される。
[発生]
深海魚には稚仔魚(ちしぎよ)の時期を200m以浅の表層で過ごすものが多い。…
※「外洋性深海魚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」