世界大百科事典(旧版)内の外衛星の言及
【月】より
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【衛星としての月】
月は地球のまわりを回る唯一の天然の衛星で,地球の中心と月の中心との間の平均距離は38万4400km,地球の赤道半径の60.2682倍である。この赤道半径と月の軌道の平均半径の比率を考えると,月の軌道は大きく,したがって太陽の力の影響も大きく受け,月を全体として分類すると外衛星となる。外衛星は遠隔衛星ともいい,その特色は公転周期が比較的長く,軌道面の母惑星に対する傾斜角がほぼ一定であるということである。…
※「外衛星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」