多世界意味論(読み)たせかいいみろん

世界大百科事典(旧版)内の多世界意味論の言及

【様相】より

…また,〈私は学校へ行った〉という文の真偽も現在の時点における〈私〉を観察しても決められず,過去についての考察もなければならない。このように考えると,様相という概念は現実の世界以外に多くの可能な世界を想定するいわゆる多世界意味論と深く結びついていることがわかる。そして,現在では,この多世界意味論に基づいて,様相に伴ういろいろの問題が近代論理学の立場から検討されている。…

【様相論理学】より

…そして,ルイスが提唱したS1S5といった公理系を中心として,いろいろな系の間の相互関係が活発に研究されている。 一方,様相論理学の意味論については,クリプキSaul Kripkeが多世界意味論many worlds semanticsを提唱して以来,直観主義論理学,文法理論とも結合して,その研究が急速に進んでいる。命題論理学【石本 新】。…

※「多世界意味論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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