多孔質吸音材料(読み)たこうしつきゅうおんざいりょう

世界大百科事典(旧版)内の多孔質吸音材料の言及

【音響設計】より

…図2は建築で用いられている吸音材料を吸音機構別に分類し,それぞれの吸音特性を定性的に表したものである。aの多孔質吸音材料としては,ガラス繊維(グラスウール),岩綿(ロックウール),石綿,各種布類,発泡材料などが代表的な材料である。これらの通気性のある材料に音波があたると細孔中の空気の運動に対して摩擦抵抗が働き,また繊維自体も振動するために音のエネルギーの一部が熱のエネルギーに変換されて吸音効果が生ずる。…

※「多孔質吸音材料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android