《多田満中》(読み)ただまんちゅう

世界大百科事典(旧版)内の《多田満中》の言及

【満仲】より

… 多田満仲の発心譚は《今昔物語集》巻十九に見えるが,殺生をこととする父を悲しんだ子の源賢が,恵心僧都に頼んで出家させる話で,本曲とは子の名前も物語も異なっている。本曲と同内容の物語は鎌倉時代の説教僧の手控と考えられる《多田満中》(京都大学)にあり,後の《摂州中山寺縁記》も同内容である。能の《仲光》は本曲と同材で,これら2曲は仲光父子の献身に重点が置かれているが,御伽草子《多田満中》は満仲の得道往生に重点が置かれ,やや性格の異なった作品となっている。…

※「《多田満中》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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