多相織機(読み)たそうしょっき

世界大百科事典(旧版)内の多相織機の言及

【織機】より

…その後,科学技術の発展に伴い,グリッパー(1930),レピア(1945‐50),エアジェット(1949),ウォータージェット(1955)など,シャットルを使用しない無杼織機が外国で開発され,この緯入れ方法の進歩により生産性は著しく上昇した。最近では少しずつずらして多数の緯入れを同時に行う多相(多杼口)織機が注目を浴びている。また意匠図を電子装置に読ませて自動柄出しを行うジャカードおよびドビー装置もある。…

【無杼織機】より

…現在では日本の技術が最も進歩し,騒音も少なく,能率も高いが,天然繊維などの紡績糸は水の影響を受けやすく,用途に制限がある。(5)多相(多杼口)織機 緯入れを少しずつずらし,同時に多数の緯入れを行う織機で高能率であるが,まだ普及していない。【近田 淳雄】。…

※「多相織機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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