多血小板血漿(読み)たけっしょうばんけっしょう

世界大百科事典(旧版)内の多血小板血漿の言及

【輸血】より

… この成分輸血に用いられる血液は,採血直後の全血を遠心分離によって調製する。すなわち抗凝固剤ACD(acid‐citrate‐dextrose)を用いて,プラスチックバッグに採血した血液を赤血球濃厚液と多血小板血漿platelet rich plasma(PRPと略記)に分離する。多血小板血漿はさらに遠心分離してバフィコート(血小板と白血球の成分)と上清の乏血小板血漿platelet poor plasma(PPPと略記)に分離し,この乏血小板血漿,血小板など血球成分を含まない透明な血漿を-20℃以下で凍結したものが,新鮮凍結血漿である。…

※「多血小板血漿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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