《多賀墨卿君に答うる書》(読み)たがぼくけいくんにこたうるしょ

世界大百科事典(旧版)内の《多賀墨卿君に答うる書》の言及

【三浦梅園】より

…1912年《梅園全集》上下(計2000ページ)が刊行された。 難解煩瑣な《玄語》を彼自身が和文で要約した《多賀墨卿君に答うる書》(岩波文庫《三浦梅園集》所収。〈明治以前において真に哲学精神によって貫かれている書物〉(三枝博音))によるとその条理の学(中心は自然哲学)の概要は,(1)天地を達観せんがためには,まず心から習慣による癖(習気)を除去せよ,そして万物万事に疑いを発せよ(〈天地をくるめて一大疑団となしたきものに候〉)。…

※「《多賀墨卿君に答うる書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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