多重発見(読み)たじゅうはっけん

世界大百科事典(旧版)内の多重発見の言及

【発見】より

…ある事がらが発見であるか否かは,それが発見として社会的に認知されるかどうか,という問題と不可分であり,こうした社会的側面の考慮が必要になる。 科学的発見には,〈多重発見multiple discovery〉とか〈同時発見simultaneous discovery〉とか呼ばれる現象がある。熱力学の第1法則におけるジュール,マイヤー,ヘルムホルツら,進化の動因としての自然淘汰説におけるC.ダーウィンとウォーレスの場合に典型的なように,一つの事実や仮説や理論が,複数の人々の手で,独立に(あるいはほとんど独立に)同時に(あるいはほとんど同時に)発見される現象をさす。…

※「多重発見」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む