夜焚き(読み)ヨダキ

デジタル大辞泉 「夜焚き」の意味・読み・例文・類語

よ‐だき【夜×焚き】

《「よたき」とも》夜、集魚灯をともし、光に集まってきた魚をとる漁法 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の夜焚きの言及

【篝火】より

…【江馬 務】
[漁火]
 漁火としての篝火は〈いさりび〉ともいう。このほか漁師の間では〈夜焚き(よたき)〉〈火振り〉〈焚入れ〉などという言葉が,篝火をたく漁の意として用いられてきた。水面で暗夜に火をたくと,イワシ,アジ,サバ,イサキ,イカなどは火影に寄り集まってくるが,アユ,サワラなどは火光に驚いてにわかに逃げる。…

※「夜焚き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」