《大むく助と小むく助》(読み)だいむくすけとしょうむくすけ

世界大百科事典(旧版)内の《大むく助と小むく助》の言及

【ウニボス】より

… 日本ではアンデルセンの話が1891年に尾崎紅葉によって《二人椋助(むくすけ)》の題で訳された。岩手県の〈馬喰八十八〉,和歌山県の〈大むく助と小むく助〉,青森県の〈大ぶくろと小ぶくろ〉はこれが口伝えされたものと考えられる。一方,袋づめ以降の話が日本各地で独立に伝えられ,〈俵薬師〉とよばれている。…

※「《大むく助と小むく助》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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