最新 地学事典 「大久喜鉱山」の解説
おおくきこうざん
大久喜鉱山
Okuki mine
愛媛県喜多郡内子町にある銅鉱山。1854年発見。御荷鉾緑色岩類上部層の玄武岩質枕状溶岩・ハイアロクラスタイト・赤色放散虫チャートのうち,ハイアロクラスタイト中に整合的に胚胎するキースラーガー。東に緩く傾く大久喜傾斜(走向N60°~80°E)の軸方向に沿って1,500m×400mの範囲に4鉱体群がある。鉱体の規模は走向延長10~150m, 幅2~30m, 厚さ0.1~0.2m。鉱石鉱物は黄鉄鉱・黄銅鉱・斑銅鉱・閃亜鉛鉱など,緻密塊状鉱と縞状鉱染鉱の2種。金・銅品位の高いのが特徴。1971年閉山までの産出銅量約2.5万t。
執筆者:矢島 淳吉
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

