《大人先生伝》(読み)だいじんせんせいでん

世界大百科事典(旧版)内の《大人先生伝》の言及

【大人先生】より

…中国,晋の阮籍(げんせき)(210‐263)の《大人先生伝》に描かれた道家的哲理の体得者。天地造化と一体となり何ものにもとらわれない“道”の世界に飛翔する大人先生は,儒教的倫理や世俗的価値観にとらわれて真の人生の何たるかを見失いながら,みずからは悟らず得々として恥じない名教の徒を褌(ふんどし)の中を世界のすべてと心得るシラミにたとえて否定しさるが,それは当時の世相に対する阮籍の鋭い批判でもあった。…

※「《大人先生伝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む