世界大百科事典(旧版)内の大仏座の言及
【台座】より
…まず蓮弁の葺き方に魚鱗式と吹寄せ式(蓮弁の中心線が上下一直線に並ぶ)の2種があり,蓮華座を構成する各部,すなわち蓮華,上敷茄子,華盤,下敷茄子,受座,反花,蛤座,上下框座を積み重ねるが,その重ねの数によって五重座,七重座,九重座と称される。最も簡単な蓮華座は,上部仰蓮と下部反花,下部框座から構成されるもので,東大寺大仏の座に因んで,大仏座と呼ぶ。立像,倚像にあっては,足下に各1輪ずつ蓮華座を有するものがあり,左右に踏みわけることから踏割(ふみわり)蓮台と呼ばれる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」