大修辞家(読み)だいしゅうじは

世界大百科事典(旧版)内の大修辞家の言及

【モリネ】より

…1477年の公国消滅後は,公の息女マリーの夫,マクシミリアン大公の下で職務を続ける一方,妻を失ってからは聖職禄にもあずかり,詩作にいそしむ。詩人モリネは,〈大押韻派〉ないしは〈大修辞家〉と,誤って名づけられている宮廷詩人群の代表格と目され,自分が出仕する宮廷の文化的優位を誇示する演出家としての役割を担い,比類なき超越的技巧を駆使して詩をものし,後続の詩人たちの目標となった。その詩は,ボッシュやブリューゲルの絵に一脈通ずるものをもっている。…

※「大修辞家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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