《大元一統志》(読み)たいげんいっとうし

世界大百科事典(旧版)内の《大元一統志》の言及

【一統志】より

…一統とは天下が一つの政権のもとに統一されること,さらにその天下全体のこと。中国では古い時代から全国各地の風俗,沿革などを記した地理書を《九州志》《郡国志》などのさまざまな名称で呼んできたが,元代に《大元一統志》がつくられ,以後明・清代におのおの《大明一統志》《大清一統志》がつくられ,一統志といえば官製の全国地誌を指すようになった。《大元一統志》の序文によれば,それまでの王朝とは異なり,もとは東アジアより中央アジア,北アジアにかけて,本当の意味での統一国家を完成させたという自負をこめて《一統志》と名づけたという(《圭塘小稿》)。…

※「《大元一統志》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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