世界大百科事典(旧版)内の大周国の言及
【張士誠】より
…泰州(江蘇省)の人。塩の運搬および密売を業としていたが,1353年(至正13)起兵,泰州・高郵を攻略し,翌年大周国をたて誠王と称した。大運河を遮断し淮東(わいとう)の産塩地をおさえたため,しばしば元から攻撃されたが,主将の脱脱(トクト)が失脚したことにより危機を脱してのち,長江(揚子江)下流域に勢力を拡大した。…
※「大周国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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