大和大掾(読み)やまとだいじょう

世界大百科事典(旧版)内の大和大掾の言及

【うた沢∥哥沢∥歌沢】より

…学識のある笹本彦太郎が中心となり,秘書役で森語一郎,平虎,柴田金吉,辻音,そのほか数人が参画,水が集まって〈沢〉になるごとく,いろいろな音曲を加味した〈歌〉の集大成といった意味を含めて〈歌沢〉と称することにした。1857年(安政4)6月,遊芸に関する認可の窓口になっていた嵯峨御所の江戸出張所から新流の許可がおり,笹本彦太郎が〈歌沢大和大掾(やまとだいじよう)〉という名を受領,ここに〈歌沢節〉が誕生した。翌7月には,家元を平虎に譲って笹丸は同年9月死去。…

【桂文治】より

…3代(?‐1857(安政4)) 2代可楽の弟子翁家さん遊。文治ののち初代桂文楽から大和大掾(やまとたいじよう)となる。4代(1819‐67∥文政2‐慶応3) 3代の養子才賀。…

※「大和大掾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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