《大塔物語》(読み)おおとうものがたり

世界大百科事典(旧版)内の《大塔物語》の言及

【大塔合戦】より

…命運つきかけた長秀は一族大井光矩のあっせんによって和解し京都に帰ったが,守護職を失い領国支配は失敗に終わった。小笠原軍の武将坂西長国の奮戦と討死を中心にこの合戦のてんまつを描いた《大塔物語》は,俗字を交えた特異な文体と叙述の構成から,中世後期の唱導文学と考えられ,作者に善光寺の妻戸時衆を擬する説が有力である。【湯本 軍一】。…

※「《大塔物語》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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