大塩焼け(読み)おおしおやけ

世界大百科事典(旧版)内の大塩焼けの言及

【火事】より

…京都では,平安京遷都後まもないころから大火が起こり,何回もその大半を焼くような火災が記録されているが,江戸時代にはいってからも,1708年(宝永5),30年(享保15),88年(天明8)などの大火があった。大坂でも,91年(寛政3)の大火をはじめしばしば大火に襲われているが,1837年(天保8)には大塩平八郎の乱の兵火による〈大塩焼け〉と呼ばれる大火もあった。
[江戸の大火と防火対策]
 しかし《日本災異志》にみえる慶長以降の火災記録の大部分は江戸に起こったものであり,大火の最大の被害地は江戸であった。…

※「大塩焼け」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む