世界大百科事典(旧版)内の大学闘争の言及
【学生運動】より
…だが,この三派全学連のうち社青同解放派が69年7月独自の全学連を結成し,四つの全学連時代に入った。 羽田,佐世保など,一連のベトナム反戦闘争後,学生運動は,1968年から69年に全共闘による大学闘争で再び高揚期を迎えた(全共闘運動)。ベトナム反戦や学費の慢性的値上げ,マス・プロ教育の進行による大学の教育的状況の破綻,学生管理の強化など,内外の状況に対する学生の憤まんが連鎖反応的に爆発し,巨大な燎原(りようげん)の火となったということができる。…
※「大学闘争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」