大宅の若勢子(読み)おおやのわかせこ

世界大百科事典(旧版)内の大宅の若勢子の言及

【ハクチョウ(白鳥)】より

…白鳥は穀霊神ともみなされたらしく,白鳥を主人公とする〈穂落し伝説〉や,餅が白鳥に化して飛び去ったという〈餅化白鳥譚〉は各地に見られる。白鳥に関する伝承は東北地方に多く分布し,秋田県角館地方では彼岸に鳴き渡る白鳥の群れを〈大宅の若勢子〉と称した。【佐々木 清光】
[伝説]
 優美な白鳥の姿は古来詩や音楽に多くとり上げられている。…

※「大宅の若勢子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android