世界大百科事典(旧版)内の大尻川の言及
【華厳滝】より
…栃木県西部,日光市にある滝。中禅寺湖から発した大尻(おおじり)川(大谷(だいや)川源流部)が男体山から噴出した溶岩にかかって,高さ約97m,幅約7mの滝となっている。中禅寺湖の最深部は水面下163mあるのに対し,華厳滝は97mしかなく,中禅寺湖形成以前の古い大谷川は,現在の華厳滝の位置よりは若干男体山側に寄っていたと考えられる。…
【大谷川】より
…幹川流路延長30km,全流域面積259km2。華厳滝となって流下するまでを大尻(おおじり)川と通称する。上流部馬返から華厳滝までの華厳渓谷は深い谷をなし,その一部は華厳滝の後退により形成された。…
※「大尻川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」