大岩氏(読み)おおいわうじ

世界大百科事典(旧版)内の大岩氏の言及

【木地屋】より

…他の諸職人にも先例があるが,彼らの社会でも中世末期から近世にかけ仲間の木地業権益の自衛を画策する者が現れた。近江(滋賀県)小椋(おぐら)谷の轆轤師集団を率いた大岩氏で,はやく都の四府駕輿丁座(しふのかよちようざ)に上番し白川神祇伯家から大工職口銭を徴収される関係にあったらしい。彼らは大陸渡来の秦氏の末裔として祭祀していた八幡神信仰に,中世時宗の聖が唱導した小野神信仰を習合し,職祖惟喬(これたか)親王流寓伝説の縁起書をつくり,ついで2種の偽作綸旨を案出し,時の武家政権の免許状を調整した。…

※「大岩氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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