《大広益会玉篇》(読み)だいこうえきかいぎょくへん

世界大百科事典(旧版)内の《大広益会玉篇》の言及

【玉篇】より

…30巻542部に分かれ1万6917字を収めたと唐の封演《封氏聞見記》文字にいうが,原本は滅んで,わずかの部分が写本として日本にのみ伝えられる。現在普通に《玉篇》というのは,原本に何回かの手が入った後,宋の陳彭年らによりさらに増補された《大広益会玉篇》で,これは日本でもよく用いられた。《倭玉篇(わごくへん)》などが作られたのもその余波である。…

※「《大広益会玉篇》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む