大当講(読み)だいどうこう

世界大百科事典(旧版)内の大当講の言及

【筑波山】より

…筑波山信仰の特色は農業神としての信仰が中核を占めてきたこと,筑波山信仰が広い地域に普及しているにもかかわらず,御師集落も形成されず独自の信仰圏をほとんどもたないこと,山岳の多くが時代をさかのぼるにつれて登拝者が修行者に限られてくるのに対して,筑波山の場合には《万葉集》にみる歌垣や《常陸国風土記》の神祖(みおや)伝承のように,古代から人々が盛んに登拝した山であったことなどである。農業の守護神としての性格は,田の神・山の神の交替する信仰の代表例とされ,全国的に分布する御座替(おざかわり)神事,山麓部の村々で豊作と一年の安全を祈って行われる大当(だいどう)講の行事に端的に表れている。筑波山神社の南西の一画に坂東三十三所観音霊場第25番札所の大御堂(おおみどう)がある。…

※「大当講」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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