大新開(読み)おおしんがい

世界大百科事典(旧版)内の大新開の言及

【竹原塩田】より

…江戸時代,現在の広島県竹原市につくられた入浜塩田。安芸国賀茂郡竹原下市(しもいち)村では1646年(正保3)2月から翌年にかけ,郡代官鈴木四郎右衛門主導下に大新開(おおしんがい)が干拓されたが,その一部を塩田に改築することになり,播州赤穂から2人の技術者を招いて塩浜1軒を試作した。これが成功したので50年(慶安3)大新開の沖口沿いに31軒を築造し(慶安の古浜と呼ばれる),さらに52年(承応1)あらたに新開の中に新浜67軒を増築,98軒となった。…

※「大新開」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む