世界大百科事典(旧版)内の大日孁貴神社の言及
【大日堂舞楽】より
…民俗芸能。秋田県鹿角市八幡平字小豆沢(あずきざわ)の大日堂(大日孁貴(おおひるめむち)神社)で,1月2日に行われる祭事芸能。小豆沢,大里,谷内,長嶺の4集落の能衆によって舞われる。能衆は世襲で,それぞれの集落に所伝の舞がある。当日午前2時ごろ能衆は舞台元などと呼ばれるそれぞれの村の宿に集まり,水垢離(みずごり)潔斎のあと所伝の舞を舞い,暁前に行列を組んで大日堂に向かう。籾(もみ)押し,幡(はた)揚げなどの行事ののち,午前8時ごろから舞楽が堂内中央の舞台で執行される。…
※「大日孁貴神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」