大日山35号墳(読み)だいにちやまさんじゅうごごうふん

世界大百科事典(旧版)内の大日山35号墳の言及

【千塚】より

…岩橋千塚を有名にしたのは,結晶片岩を平積みにして構築した横穴式石室の特異な構造で,奥壁から突出した石棚は他の地方にもあるが,左右両側壁の間に架け渡した石梁の存在は他に類を見ない。この種の横穴式石室は,岩橋千塚のなかで丘陵の最高部を占めた天王塚古墳(全長86m),大日山35号墳(73m),大谷山22号墳(63m),将軍塚古墳(42.5m)などの比較的大型の前方後円墳にも用いているので,5世紀末から6世紀前葉にかけて流行し,それがこの千塚の最盛期であったことを教えている。石室内に残存した須恵器や,墳丘から出土した形象埴輪にも重要なものがある。…

※「大日山35号墳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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