《大日本法華経験記》(読み)だいにほんほけきょうげんき

世界大百科事典(旧版)内の《大日本法華経験記》の言及

【持経者】より

…持経者はときに聖(ひじり)ともいわれるように,おおよそ平安時代中期以降に社会的概念にまでなった聖のなかで,とりわけ《法華経》を読誦する聖が持経者とよばれた。《大日本法華経験記》はこうした持経者の略伝と法華経霊験譚を集めている。持経者のなかには,所属寺院を離れ山林に入り持経生活を行った者,聖の集団生活の場である別所に入った者,各地を遊行(ゆぎよう)して人びとに法華信仰を勧めた者や勧進(かんじん)を行った者などがいる。…

【本朝法華験記】より

…《大日本法華経験記》《法華験記》などともいう。〈験記〉とは霊験記の意。…

※「《大日本法華経験記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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