世界大百科事典(旧版)内の《大日経義釈》の言及
【大日経】より
…36品からなり,第31品までは唐の無行が将来した原本,第32品以下は善無畏が将来した供養次第法で,善無畏が両本を漢訳して合本とした。註疏には,善無畏の本経講義筆録を基本とした一行(いちぎよう)の《大日経疏》20巻と,それを修正した《大日経義釈》14巻があり,前者は東密,後者は台密が依用する。【愛宕 元】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」