大明香薬(読み)だいみんこうやく

世界大百科事典(旧版)内の大明香薬の言及

【歯磨き】より

…歯磨きは古くから行われていたと考えられ,古代エジプトの〈エーベルス・パピルス〉にも,ビロウの果実の粉と火打石の粉などを蜜で練ったものが歯磨剤として記載されており,これが世界最古の歯磨剤と推定されている。日本でも奈良時代以前から歯磨粉のようなものが使われていたらしいが,文献上は大郷良則(信斎)の《道徳塗説》中に,寛永年間(1624‐44)の終りころ〈大明香薬〉または〈丁子屋歯磨〉の名で売り出されたものが,製造された歯磨剤の始まりとされている。 厚生省の調査によると,今日では国民の80~90%に歯磨きの習慣が定着していると推定されている。…

※「大明香薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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