大昔節(読み)おおむかしぶし

世界大百科事典(旧版)内の大昔節の言及

【沖縄[県]】より

…なお組踊と端踊を含め,宮廷舞踊を冠船踊(御を冠してよぶこともある)と総称するが,これは新国王の王冠をたずさえて来琉する冊封使の乗る船を冠船と称したことに由来する。 三線歌曲は,近世以前のものを〈昔節〉〈大昔節〉などといい,前者に《作曲節》《首里節》《諸屯節》など,後者に《茶屋節》《仲節》《十七八節》がある。すべて琉歌に三線を添えたものだが,近世になると,本土の和歌と琉歌を組み合わせた〈仲風(なかふう)〉や,口説を三線にのせるものも生まれた。…

※「大昔節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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