大曾禰時長(読み)おおそねときなが

世界大百科事典(旧版)内の大曾禰時長の言及

【大曾禰氏】より

…鎌倉期の武士団。源頼朝の側近安達盛長の次男時長を始祖とする。《吾妻鏡》では,時長の子長泰から大曾禰氏の名称で表記。名字の地は後院領出羽国大曾禰荘といわれる。大曾禰荘内に位置する山形市柏倉の明源寺には,安達盛長の創建という毘沙門堂が現存し,また毘沙門山真妙寺も代々安達一門僧が住持であったという。おそらく頼朝が当初任命した大曾禰荘地頭は盛長であり,時長はその譲渡をうけてから大曾禰氏を名のったのであろう。…

※「大曾禰時長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む