世界大百科事典(旧版)内の大木戸黒牛の言及
【鶴賀若狭掾】より
…しかしまもなく劇場出演をやめてお座敷浄瑠璃に専念,《明烏(あけがらす)》《蘭蝶》《伊太八》などを発表,新内節〈端もの〉の基礎を固めた。一方,浅草新堀端で古道具屋を営み,品川で男芸者になり,晩年は芝高輪に住み,天明(1781‐89)初年からは当時流行の狂歌にこって大木戸黒牛(おおきどのくろうし)と改めた。《狂歌二葉草》《狂歌知足振》などに作品がある。…
※「大木戸黒牛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」