…江戸後期の蘭学者。陸中西磐井郡中里に医家の長子として生まれ,幼名は陽吉,のち元節,さらに茂質(しげかた)と改名,字は子煥,黒沢の地にちなみ玄沢と通称,磐井川辺の地名にちなんで磐水と号し,堂号を幽蘭堂のち芝蘭堂(しらんどう)といった。父玄梁が仙台藩の支藩一関藩医に出仕後,同藩の同僚建部清庵門に入り,清庵の三男亮策が杉田玄白門に入ったのに刺激されて,請うて玄白に入門,前野良沢についてオランダ語を学び,さらに長崎に遊学して本木良永らに交わって語学力を深めた。…
※「大槻磐水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
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