世界大百科事典(旧版)内の大灯派の言及
【臨済宗】より
… 一方,五山派に対し,権力と迎合せずに自力で教団を維持し,布教に努めようとする林下(りんか)と呼ばれる禅僧集団があった。その一つに宗峰妙超(しゆうほうみようちよう)の大灯(だいとう)派があり,大徳寺,妙心寺を中心に,厳しい弁道と布教にあたっていた。室町幕府の衰退につれて五山勢力が衰微すると,代わって大灯派が台頭した。…
※「大灯派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」