大租戸(読み)だいそこ

世界大百科事典(旧版)内の大租戸の言及

【台湾[省]】より

…しかし,交通の不便な東部の台東平野は19世紀になっても未開拓であった。開拓は墾戸(または大租戸)開拓という形をとって行われた。これは,墾戸とよばれる開拓事業主が官の許可をうけたのち,佃戸(でんこ)とよばれる農民を引きつれて開墾する方法で,墾戸は官に対して租税をおさめるが,他方佃戸からは年貢を徴収する。…

※「大租戸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android