世界大百科事典(旧版)内の大窯の言及
【窯】より
…いずれも半地上窯で,瀬戸では焼成室の中央に狭間孔をもつ障壁を設けた小長曾(こながそ)窯が,美濃では分炎柱から上方に段を設けた大畑大洞(おおはたおおぼら)3号窯がそれである。16世紀に入ると,瀬戸,美濃両地域で大窯として完成された。その典型的なものは岐阜県笠原町妙土窯で,全長7.8m,焼成室最大幅3.4m,床面傾斜23~26度の半地上窯である。…
※「大窯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」