大養徳国(読み)やまとのくに

世界大百科事典(旧版)内の大養徳国の言及

【大和国】より

…山岳信仰の高まりとともに大峰山付近までを吉野と称するようになるが,それでも,さらに奥の吉野の地域が,古代において大和国として把握されていたか疑問が残る。 大和国は倭国,大倭国,大養徳国,山門国,日本国,大日本国などと表記されるほか,《万葉集》には,山常,山跡,和,大和などともみえている。藤原宮跡出土の木簡に〈倭国所布評〉と記すものがあり,707年(慶雲4)11月の威名大村骨蔵器銘文には,〈大倭国葛木下郡山君里〉の表記がみえている。…

※「大養徳国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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