世界大百科事典(旧版)内の大鳳洞遺跡の言及
【積石塚】より
… 朝鮮では,無文土器(青銅器)時代にすでに認められる。すなわち,北部の黄海北道沈村里遺跡や,南部の大邱直轄市大鳳洞遺跡でみられるように,支石墓,箱式石棺,竪穴式石室などの埋葬施設を補強するために,その周囲に積石を行い,しかも,それらが数基密集して築かれた結果,一定の墓域を形成するような例がある。しかし本格的な積石塚は,《三国志》魏書高句麗伝に〈積石為封〉とあるように,三国時代高句麗の前・中期に特徴的な墓制として有名である。…
※「大鳳洞遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」