大黒屋秀民(読み)だいこくやしゅうみん

世界大百科事典(旧版)内の大黒屋秀民の言及

【十八大通】より

…江戸中期の明和~天明(1764‐89)ごろに,豪奢な消費ぶりを誇って通人を気どった一群の江戸富裕商人をいう。大口屋治兵衛暁雨,大口屋八兵衛金翠,近江屋佐平次景舎,下野屋十右衛門祗蘭ら浅草蔵前の札差や,大黒屋秀民,松坂屋草嘉ら吉原娼家の主人のほか,村田屋帆船(国学者),桂川甫周(医師),樽屋万山(町年寄)らがいた。〈十八〉は福数で,必ずしも18人が特定されていたわけではない。…

※「大黒屋秀民」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android