天十郎太夫(読み)てんじゅうろうたゆう

世界大百科事典(旧版)内の天十郎太夫の言及

【舞々】より

…舞々という語は室町時代の記録にもしばしば見え,舞々とよばれる者は近江,河内,美濃,越前,若狭,相模などの諸国にもいたことが確認される。例えば,相模では舞々の天十郎(てんじゆうろう)太夫が後北条氏の保護を受け,舞以外でも外来の客人のもてなしや,諸国から流入する人々,芸能者,下級宗教者などの管理支配,さらには伝馬輸送などにも奉仕している。若狭には幸菊,幸福などと称する舞太夫もいて,越前国丹生郡院内から起こった幸若太夫(桃井直詮(もものいなおあきら))も,これらの舞々の一流であったと考えられている。…

※「天十郎太夫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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