天国の粒(読み)てんごくのつぶ

世界大百科事典(旧版)内の天国の粒の言及

【胡椒海岸】より

…ギニア湾沿岸の他の地方と同じく,この地方に最初に到達したヨーロッパ人がポルトガル人(15世紀)か,それ以前(14世紀)の北フランス,ディエップの船乗りたちであったかは明らかでない。ディエップの古文書は1694年に焼失したが,インド産のコショウに由来するマラゲットmalaguette(フランス語でコショウの意)という語とそのフランス語の通称〈graines du paradis(天国の粒・種子)〉は,1455年にすでに用いられていたとする説がある。いずれにせよ,その後東方への海路が開かれ,アジアの香辛料が大量にヨーロッパにもたらされるようになったため,この地方の〈天国の粒〉の価値はヨーロッパでは薄れてしまった。…

※「天国の粒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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