《天子游猟賦》(読み)てんしゆうりょうのふ

世界大百科事典(旧版)内の《天子游猟賦》の言及

【宮廷文学】より

…宮廷文人たちが愛好したのは,という美文の様式であり,彼らはみずからの仕える君主に従って,祭祀や遊宴そして狩猟などさまざまな場にはべり,そのありさまを壮麗に叙述した賦を献じて主の心を慰めた。司馬相如はその第一人者であり,〈天子游猟賦(てんしゆうりようのふ)〉(〈子虚賦〉〈上林賦〉の2編に分かたれることもある)は代表作としてしられる。 武帝時代以後にあっても中期の王褒(おうほう),後期の揚雄などの重要な作家が出て,宮廷文学の伝統を支えた。…

※「《天子游猟賦》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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