天明佐久騒動(読み)てんめいさくそうどう

世界大百科事典(旧版)内の天明佐久騒動の言及

【天明上信騒動】より

…1783年(天明3)浅間山大爆発で甚大な被害を受けた西上州の安中領から勃発し,東信濃の佐久・小県地方にまで波及した打毀一揆。群馬県では安中騒動と呼び,長野県では天明騒動もしくは天明佐久騒動と呼んでいる。上州碓氷郡の諸村は,養蚕畑作地帯で,信州の佐久地方から米を移入していたが,この年の浅間山大噴火の被害で作物が全滅したうえ,佐久米の移入もとだえ,深刻な食糧不足に見舞われた。…

※「天明佐久騒動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む