天然といし(読み)てんねんといし

世界大百科事典(旧版)内の天然といしの言及

【といし(砥石)】より


[といしの研磨作用]
 といしの作用としては,素材のおよその形状決めをする研ぎ作用と,表面を平滑にする磨き作用の二つがある。天然といしには比較的軟らかい岩石の中に硬い鉱物の微細な粒(砥粒(とりゆう))が分散して含まれている。加工されるもの,つまり加工物がすり減らされるのは,といし表面に並んでいる砥粒によってきわめて少しずつ削り取られるからである。…

※「天然といし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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