天理研究会(読み)てんりけんきゅうかい

世界大百科事典(旧版)内の天理研究会の言及

【ほんみち】より

…教歌《甘露台古記(こうき)》で教会内に呼びかけ,教祖みきの精神への回帰をめざし,《泥海古記》をもとに独自の教義体系を説き,国家神道に従属した天理教の現状を批判した。そのため24年天理教を追放され,25年天理研究会を設立。28年教義を解説した〈研究資料〉を有力者に配布し,天皇には天徳なく日本統治の資格なしとし,甘露台による神政の実現を主張したため信者約500名が検挙されたが,30年大西は精神異常者とされ無罪となった。…

※「天理研究会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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