世界大百科事典(旧版)内の天瑞寺の言及
【安土桃山時代美術】より
…以後秀吉は在世中に聚楽第,淀城,名護屋城,伏見城と相次いで築城を行い,それぞれの城内には贅を尽くした書院造の殿舎があった。また秀吉が母の大政所のために建てた大徳寺内の天瑞寺も,寄進者の好みを反映して,禅宗の方丈としてはそれまでにない規模と内部装飾を持つものだった。こうした秀吉の豪奢趣味による殿舎建築は御所や院御所にも及んだ。…
※「天瑞寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」